こんにちは、ガブです。
僕は建設コンサルの技術者として独立して10年になります。専門は、橋の補修設計です。
実績としては、
- 社員ゼロ・事務所ゼロ・営業ゼロ・残業ゼロ
- 独立10年、年商3,000万円を安定
- 業界歴24年(会社員14年+独立10年)
- 29歳で国家資格の技術士
という働き方で、平日の昼にボートを出したり、子どもの長期休みに合わせて何週間も旅に出たりしています。
いまは、同じように独立を考えている技術者に向けて、自分の体験を書いています。
沖縄で民泊を始めた頃、
僕は一つだけ気になっていることがありました。
「このお客さん、また来てくれるかな。」
もちろん、新しいお客様が来てくれるのもうれしいです。
でも、それ以上に気になっていたのは、
「また泊まりたい。」
と思ってもらえるかどうかでした。
あなたも旅行をするとき、
「また泊まりたいな。」
と思う宿と、
「一回泊まれば十分かな。」
と思う宿ってありませんか?
この違いって、何なんでしょう。
部屋がきれいだから…だけじゃありません
もちろん、
部屋がきれいなのは大切です。
設備が新しいのも大切です。
でも、それだけじゃないんですよね。
僕自身も旅行が好きなので、
いろいろなホテルや宿に泊まります。
その中で、
また泊まりたいと思う宿には共通点があります。
チェックインのときに笑顔で迎えてくれた。
近くの美味しいお店を教えてくれた。
困ったときにすぐ対応してくれた。
そんな小さな出来事って、
意外と忘れないんです。
逆に、
部屋はきれいだったけど、
何も印象に残らない宿もあります。
仕事もまったく同じでした
ある日、
民泊の宿泊者さんから、
こんなメッセージをいただきました。
«「友人が沖縄へ行くので紹介してもいいですか?」»
すごくうれしかったですね。
でも、そのとき思ったんです。
紹介されたのは、
部屋じゃない。
僕たちの対応なんだ。
って。
紹介って、人脈じゃないんですよね
独立すると、
「人脈が大事。」
とよく言われます。
もちろん、それも間違いではありません。
でも僕は、
人脈より大切なものがあると思っています。
それは、
安心感。
この人なら大丈夫。
この人なら安心して紹介できる。
そう思ってもらえることです。
考えてみると、
あなたも誰かを紹介するとき、
「腕はいいけど、ちょっと心配なんだよね。」
という人は紹介しませんよね。
逆に、
「この人なら安心。」
と思える人を紹介するはずです。
紹介って、
自分の信用も一緒に渡しているんです。
実は、橋梁設計も同じでした
橋梁設計の仕事でも、
紹介で仕事をいただくことが何度もありました。
「以前、一緒に仕事をした○○さんから紹介されました。」
そんな電話をいただくたびに思います。
紹介されるのって、
設計図じゃないんですよね。
人なんです。
もちろん技術は必要です。
でも、
納期を守る。
返信が早い。
困ったらすぐ動く。
誠実に対応する。
そういう積み重ねがあって、
初めて
「この人なら紹介しても大丈夫。」
になります。
紹介はお願いするものではありません
僕はこれまで、
「紹介してください。」
と言った記憶がほとんどありません。
その代わり、
仕事が終わるたびに考えていました。
「またお願いしたいと思ってもらえただろうか。」
その問いだけは、
今でも変わりません。
紹介って、
お願いしてもらうものじゃない。
仕事が終わったあと、
相手の心の中で静かに決まるものなんだと思っています。
最後に
昔の僕は、
紹介される人って、
顔が広い人だと思っていました。
でも今は違います。
紹介される人は、
安心して名前を出せる人です。
人脈は、
信頼のあとについてきます。
だから今日から一つだけ、
意識してみてください。
「紹介してください。」
ではなく、
「この人なら紹介したい。」
そう思ってもらえる仕事ができただろうか。
その問いを持ち続けることが、
営業に頼らない働き方への第一歩になると、僕は信じています。

